憧れの湖水地方へ


2009年9月5日(土曜日) 曇り       世界一周13日目 イギリス13日目


昨日は早めに就寝したけど、夜遅くに同室の旅行者が帰ってきて、
二段ベッドのミシミシの音とかいびきやら悪夢やらで眠れなくなり、夜中からロビーのソファで寝てました。
っほんと寒かった~。

朝、ロビーにて冷たくなって寝ている所を賢介に発見してもらいました。
朝食。昨日の残り。

今日は朝一番でストーンヘンジのミニチュア版。ケズゥィックのキャッスルリックストーンサークルへ向かう。

小高い山の上へ。途中羊が。みんな顔だけ白い。

ついた!雨風でかなり寒い。

あまりの寒さにと遠目で見て、もう帰りたくなる。
自分、贅沢になったもんだ。


3000年から4000年前に作られたとされるストーンサークル。
38個の石が円形に並べられています。
石の並びかたは天文学的な意味があるとされているが真相はわかっていないとのこと。
古代より儀式に使われたりしてたらしい。


UFOを呼ぶサークルの人みたい↑テレビで見たことある。

以外にこの一面の緑が湿地で
靴の中まで水が入って寒くて寒くて凍えました。

道中、「HOMEMADE SOUP」の看板が。
つられて中に入ります。

めちゃくちゃおいしい。冷え切った体にシミル~。ブロッコリーのスープだそうです。とろとろ

暖炉で野菜のたくさん入ったお鍋を煮込んでスープを作ってました。暖炉のお陰でだ~いぶ体が暖まりました。

そして気を取り直してお散歩再開。
おお!川の上に家!?その名もブリッジハウス。

ウソかホントか、土地の税金逃れのために川の上に家をたてたんだとか・・・


今はナショナルトラストの管理の元、お土産屋さんになっていました。

寒いと人間やたらお腹がへります。パイ屋さんでごはん。

なんて書いてあるかよくわからずに頼んだらでてきました。パイ屋さんだけあってパイの皮につつまれていておいしい。↑

ピーターラビットの生みの親であるビアトリクスポターを魅了して止まなかった湖水地方。
ポターの絵本の世界が満喫できる「ビアトリクスポターの世界」というアトラクションへ。

ピーターラビットなどポターの絵本に出てくる人形と物語が生まれたときの話がわかりやすく紹介されていました。

ビアトリクスポターはピーターラビットの本の出版で得た資金で、湖水地方の農地を購入し、絵本で描いたままの状態で保存できるようにイギリスの環境保護団体「ナショナルトラスト」に寄付をしたのだという。
だから今このようなステキな景色を当時のままに見ることができているのだな~と実感。

途中、教会の鐘が乱れうちのごとく鳴り響いていると思ったら結婚式だった。
それまで雨だったのに、このときはサ~っと晴れたのが印象的でした。すご~く幸せそう。そして絵になります。

教会を出るときはこの車で出るみたいで教会の前でスタンバイしてました。つくづく素敵だな~と。

湖水地方は白鳥をよく見かけます。そして人なつっこい。


「なんかちょ~だい」と近づいてきます。

こちらがビアトリクスポターが晩年を過ごしたというヒルトップにある家
まわりはハーブガーデンや花の咲く庭が当時のままに残されている。

ピーターラビットの絵本の挿絵のような世界。

さてさて今日もそろそろ宿探し。
今日は土曜日、やっぱり宿はどこもいっぱい。
でもまたユースに行けばあいてるかなーなんて軽く考えていたのが、甘かった。
昨日のユースに行き、空いているか聞くと、もう予約で埋まっていた・・・

ついに今夜は車中泊かも・・・なんて頭にもよぎるが、もう少し探す。
道沿いの宿はすべて空きがないので、歩いて少し奥まったところに一軒B&Bを発見!涙)

B&Bのお
父さん(ジョナサン)に「私たちはビールが大好きで、
この近くでおすすめのパブがあったら教えてほしい」と言うと、おすすめのパブまで歩いて連れて行ってくれました。
歩いている間ほんの数分の間でしたが、何人かの知り合いに次々に声をかけられていました。
知り合いの多さにしきりに感心していると「オレの町」と言って、親指を立ててスマイル!
さすが外人です。かっこいい。

連れてきてもらったのはここ。なんともハイセンスなお店で少し腰がひけそう。


本日は予約が入っていて断られそうでしたが、ジョナサンが言ったか言わないか
「そんなこと言わないでくれよ、うちのお客さんなんだ」といった感じで
ちょっと無理やりねじ込んでくれました。
さすがジョナサン。オレの町。

さっそくイングリッシュビールを頼みましたら、なかなかぬるいビアが・・・
寒かったからね~ちょうどよかったわ・・・と自分に言い訳。
イングリッシュビアと言うものはぬるいらしい・・・

意気消沈していたら、オーダーしたお食事が運ばれてきました。

ビーフなんたらかんたらとパテですが、さっすが、ジョナサンの紹介するお店だけあって、めちゃくちゃおいしかった!
イギリスのごはんはマズイって思い込んでたけど、大反省しました。
しめて28£でございました。

今日は朝から寒さで体力消耗したのでよく寝れそうです。