フルーカでヌビア村へ

2009年 11月5日(木曜日) 世界一周74日目エジプト10日目

朝食。食堂が工事中で部屋まで持ってきてくれた。

パンが見た目以上に味がない。パンというより、紙食べてるみたい。

ホテルから出ると、フルーカ乗りのエジプト人が声をかけてくる。

「あなたはラッキーだ!私はナンバーワンのフルーカ乗りだ!」と

ヌビア村まで50エジプトポンドだという。

 

おじさんのフルーカ。

船についた大きな帆でコントロールして、ナイル川を渡る。

風が気持ちいい。

途中で、おじさんの言っているヌビア村と私たちが思っていたヌビア村が違う事が発覚する。

遠い方のヌビア村に行ってもらう事に。

 

「グッドチップよろしく。」と笑顔。

 

フルーカを降りてヌビア村へ。

家は土の煉瓦造り。

 

 

村に入ると男の子が「ハロー」と家へどうぞといれてくれた。

興味本位で入ると、部屋を見せてくれたり、お茶をすすめてくれたり、

 

マザーを紹介してくれたり、

そして、チップを要求される。

毎日何しているのか聞くと、何もしていないと答える男の子。

 

道で出会う小さい子供たちも顔を見るなり、「ペン!」「バクシーシ!」と手を差し出し、物やチップを要求する。

それがうまくいかないとわかると今度は攻撃の対象に変わり、ポテトの缶を投げつけたり、石を投げたりしてくる。

 

いろいろ考えさせられる経験だった。

 

ナイル川の反対側ではクルーズ船やホテルがある一方、ナイル川の反対岸では、土の煉瓦でつくった家に住み、床は砂漠のままのような生活をしている人がいる。対照的だし、あまりにも近い範囲で二つの生活の営みがされている。日本では考えられないような環境に生活している人がいる。

子供に石投げられたのはショックだったけど、エジプトの様々な側面を目にする機会だった。

 

 

道にラクダが普通にいた。犬飼うみたいに。

 

帰りはフェリーでナイル川をわたる。

 

イスラム教なので、フェリーの座る位置も男女でわかれています。

 

向こう側は女性側

こっちは男性側。なんかムンムンしてる。

市場を通って帰る。

 

 

ひっそりとお酒を売っている。

中が見えない袋に入れてくれる。こっそり買って帰る。

 

タオルアート。本日は白鳥?