高山の影響

2010年 3月5日(金曜日) 世界一周194日目 ボリビア13日目

ウユニ塩湖から帰ってきて、無性においしいものが食べたくなったので、歩き方に載っていたスペイン料理屋さんへ。

標高3700mの高地、海とは程遠い山の上で何を思ったかオーダーしたのは、コチラ。

スペイン料理といったらパエリア☆
久しぶりのおおぶりのエビと貝に二人とも大喜び。

そして、当店オススメの・・・と言われて思わず賢介が頼んだのが、ミルクシーフードスープ。

魚介のいっぱい入ったクリームスープかな^^と楽しみにしていたら、メニューの通りに、シーフードとスープと牛乳の味がそのまんましてちょっと期待ハズレ。

なんだかシーフードの旨味ってものが全くないな・・・と思ったけど、そりゃこんなアルプスに囲まれた海から遠く離れたボリビア、こんなところで、魚介に期待した私たちが悪かった。

一口食べて嫌な予感がしたのか「あとあげる」と賢介。

残しちゃもったいない、もったいないお化けがでるよ!と全部食べた私。


このときふざけてこんなことしてましたが、このあとわたしだけお腹を壊したのはいうまでもありません。

「山で海産物は食べてはいけない」深く心に刻まれました。


おかげでこのあと賢介は1人ごはんです。
(だれに撮ってもらった写真??)

そんな賢介も、高山なのに構わずガシガシ歩くので、万年酸素不足。

爪の色がむらさきいろです。あきらかに体の中に酸素が巡っていない証拠。

夜中は特に呼吸が浅くなるのか、急な酸素不足に陥るのか、夜中に体が冷え切って、いきなりガタガタ震えだしたりする賢介。ちょっとしたエクソシスト状態に。これにはさすがにちょっと焦りました。

賢介のパソコンも標高の高いラパスに到着したとたんに故障したし、高山の影響は計り知れないのです。


ラパスの町を見ていると、小さな家や建物が軒を連ねていて、ここが富士山の山頂と同じくらいの高さだと感じさせません。


でもビルの間からはひょっこり、雪をかぶった標高6000メートル級の山々が見えたりして、標高の高さを感じさせます。

島国からやってきた私たちには、ここラパスでは無理は禁物です。