クスコへ

2010年3月29日(月曜日) 世界一周218日目 ペルー14日目

昨日はナスカの地上絵を見てそのまま夜にクスコ行きのバスに乗り込んだ。

ナスカからクスコまではひと山越えるので道はガタガタなかなか大変な道のり。でも途中に見える山々はマチュピチュ遺跡に近付いてきたと感じさせる緑のとんがりの山・山・山。

結局、16時間もかかってクスコに到着。

クスコの町はアルマス広場を中心にカテドラルやレストランが立ち並びヨーロッパのような町並み。マチュピチュ遺跡へ向かう中継地点となるクスコ。マチュピチュ遺跡は4月1日に復旧の予定だからか、観光客はまばら。

マチュピチュ行きの観光客がたくさん立ち寄るためかレストランがたくさん!数あるレストランの中から中華をチョイス。

ワンタンメンを注文。
なんとワンタンが一個しか入ってなかった!しかも賢介が食べちゃった!しかも「そんなにおいしくなかった」と一言。

賢介は酢豚を注文。

お、なんだか色がおかしいぞ、
しかも、やたらと甘ったるい・・・・
そして、なんだかツブツブが入ってる・・・・

その正体はなんと「イチゴジャム」!?酢豚にイチゴジャム・・・!?
ありえない!!
クスコ一日目は創作料理?いや、実験的料理で手厚い洗礼を受けたのでした。

クスコの町はなんだか人が賑わっていて今日は何かのお祭りの様子。でもなんだか暗い服に暗い音楽・・・。お葬式のようにも見えます。

花びらをかごにいれて、教会の入り口で人々がスタンバイ。

日がくれると共に人々がカテドラルのまわりにあつまってきます。

なんだか重々しい雰囲気のカテドラルの入り口。

そして、入口の扉が開いて中から現れたのは・・・

キリスト!?でしょうか・・・?ちょっと怖い・・・。

私たちがクスコに訪れたこの時期は、復活祭の前の宗教行事でキリストの受難にちなんだ行事が執り行われる期間だったようです。
このキリスト像はスペイン王から送られ、スペイン側はカトリックを布教していくために顔の色も姿もインカの人々(ケチュア族)に似せて作り寄贈したとのこと。


過去の大昔にインカがスペインに征服されたという歴史がなければ、この景色ももっとインカ色の強い景色になっていたことでしょう。
明日は世界遺産の町、クスコを散策です。