2010年4月7日(水曜日) 世界一周227日目 ペルー23日目
タクシーをチャーターして、インカ時代から塩が作られているという「マラスの塩田」と円形の段々畑の遺跡、「モライ遺跡」へ
車で2時間、アンデスの風景の広がる道をひたすら車で走らせていきます。
山の谷間にひときわ白い部分が見えてきました。ここだけ雪が積もっているよう・・・。
尾根に沿って小さく区切られた塩田がたくさん!一つ一つ微妙に色合いが違う塩田が永遠に続き見ごたえ十分!
一つ一つ田んぼのあぜ道のように区切られていて、階段まで作られていて、これが一つ一つ人の手で作られたと思うと気のとおくなるような作業です。
湧き出てくる塩水は、谷の傾斜を利用して全ての塩田に行き渡るように作られています。
塩田に流れた塩水は天日干しされ、自然の原理で塩ができる仕組みになっています。
側面部分に着いた塩は日差しでカチンカチンに固まっていました。舐めてみると、マイルドな塩加減。甘さもあります。
塩の固まりをはがすのに夢中 ↑
以外に簡単にはがれておもしろい。あんまり夢中になって遊んで帰ってこないのでタクシーの運ちゃんが迎えにきました。
近くの小屋には天井まで出荷待ちの塩でいっぱい!
マラスの塩はミネラル分がとっても豊富!インカ印のマラスの塩です。
さらに車を走らせモライ円形農場の遺跡へ
周囲はアンデスの山に囲まれてどこをどう写真をとっても絵になる風景ばかり。
道の途中には羊の御一行に遭遇。(もちろん羊さま優先です)
途中で寄ったお土産屋さんは背景の景色のほうにすっかり見とれて・・・。
アンデスの景色をすっかり満喫しました。
モライ円形農場に到着!
コンパスでも使わないと描けないようなきれいな円形が段々に重なっています。これはインカ時代にこの高低差を利用して高度毎の作物の生育状態を調べたと言われているが、はっきりしたことはわかっていないんだとか。
段々畑にはちゃんと階段もついていて、水路も完備!さすがインカの技術です。
下まで降りるとなかなかの高さがありました。下まで降りてもあんまり温度差は感じることなく・・・・。とにかく暑い!!の一言!
あんまり温度差がないように感じるけれど、仮説のとおり、「どの温度で一番作物が育つのか」とか温度差を利用して作物を品種改良していたとしたらほんとにインカの人々ってすごい!またインカの技術のすごさを見せつけられた一日でした。
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