2010年5月30日(日曜日) 世界一周298日目 ペルー76日目
~あらすじ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ハンモック船で2泊3日、途中下船したのラグーナスという小さな村。
ここから5泊6日のジャングルツアーへ出発です!!
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カヌー乗り場へ到着しました。
ここでカヌーに乗り換えて5泊6日のジャングルツアーへ出発。
記念に写真を撮ってもらおうと、
「写真を撮って!」とお願いすると、
「写真を撮ってもいいか?」と聞こえたらしく、
しっかりポーズを決めてくれたガイドのウエリコさん。
せっかくなので、一枚頂きました。
これから六日間、寝食を共にするガイドのウエリコさん。(自称45歳)
気を取り直してもう一枚。
左側の小型のカヌーに二人で乗り込み2日かけて川を下っていきます。
そして、そのカヌーの上にはビニールシートで簡易ベッドまで作ってくれて、ガイドさんがカヌーを漕いでいる間、
その上で『寝そべっていていいよ』と言うのです!!なんという贅沢!
こんなおじちゃんガイドさんにカヌーを漕がせて、自分は寝そべっているのも悪いと思いつつ、
せっかくなので贅沢にカヌーに寝そべりながらジャングルを堪能させてもらうことに。
天気は快晴!
鳥のさえずりとカヌーを漕ぐ音に包まれて、移り変わる景色を眺めながら、カヌーに寝そべる時間はとっても贅沢なひと時・・・・。
こんな贅沢していいのかしら??ととってもいい気分。
手彫りの木のカヌーのためか、すぐに水がたまってしまうので、ウエリコさんは、カヌーを漕ぐ合間にカヌーから水をかきだしたり・・・と大変そう。
しかもとっても暑くて、すぐに汗だくのガイドのウエリコさん。
このおじちゃんガイドさんが疲れて具合でも悪くなってしまったら、大変!!しかもジャングルではどうしようもできない!
どうにか6日間がんばってもらわないと!!
と思い、急遽この水のかき出し係を私が買って出ました・・・。寝そべっている場合ではありません!!
6日間どうにか二人で力を合わせて乗りきらないと、ジャングルの奥地からは帰ってこれないのですから。
ガイドのウエリコさんは生粋のペルワーナー(ペルー人)
英語なんてそんな洒落たものは一切しゃべりません。
話すのは南米ナイズされたスペイン語オンリー。
私も覚えたてのカタコトスペイン語しか話せないので、コミュニケーションはギリギリとれてるか、とれてないか・・・の状態。
でも、何をしゃべってもよく笑うウエリコさん、私もつられて笑うので、なんだか楽しい。
ウエリコさんがカヌーを漕いで、私がカヌーの水をかき出して・・・・と
二人三脚で川を下っていくと、さっそくカラフルな色のオウムに遭遇しました。
真っ青な羽に濃い黄色のコントラスト!
こんなに色がカラフルなのに、ジャングルでは景色になじんでいて、美しい。
そのくらいジャングルの自然も鮮やかでダイナミックなのです。
ジャングルの川を進み、川の上に建てられた掘立て小屋でランチの準備です。
キッチン完備の掘立て小屋。
水道は完備されていないので、川の水でお米を洗って(?)ます。
川の水はちょっと茶色。
そして、茶色の川の水でお米を炊いています。
日本の川の水のような清流ならまだしも、こんなジャングルの茶色の川の水で料理をするなんて!!しかも、ウエリコさん、さっきカヌー漕ぎながら散々喉に絡んだタンを吐きだしてたじゃん!!と色々心配になって、質問したり、じ~っとよく見ていたら、気まずくなったのか、『マユミ!あっちで寝てていいよ!!』と寝床を作ってくれました。
私もこれ以上見ていたら食べられなくなるかも・・・。と、勧められた通り、横になってゴハンができるのを待ちました。
そして出来上がった「トマト卵ごはん」
茶色の川の水で炊いたごはんも、なんだか味わい深くて・・・意外にとっても美味しかった。
少なくとも、ハンモック船でのバナナオジヤですっかり味覚レベルが落ちた私にはとっても美味しい逸品でした。
そして本日のジャングルの管理所兼宿泊施設。
こちらも川の上の掘立て小屋です。
シャワー(雨水利用)とトイレも設置されています。ベッドも蚊帳もあって、なかなか良い環境です。
電気もないので夜はロウソクの光のみ。
今日はガイドさんが酔っ払って早朝から迎えにきたり・・・と長い長い一日でした。日が暮れると共に一斉に蛙が鳴き出して、蛙の大合唱に包まれてバタンキューでおやすみでした。
ジャングルツアー2日目につづく。
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