ペルー人のみなさんのおかげでした。

2010年6月5日(土曜日) 世界一周304日目 ペルー82日目

早朝、ハンモック船の終着の地「ユリマグアス」に到着。

まだ暗闇の中、半分寝ぼけて船を降りました。

モトタクシーという3輪バイクで町の中心部へ。

「一週間くらいジャングルに行ってくる」と家族に言ってハンモック船にのってから、早くも11日が経ってしまっていました。ずっとネットが使えなかったので、やっとメールが送れます。


ネット屋さんの開店待ちの間に食べた、フカフカエンパナーダ。35円。今日の朝食。胃に沁みた。

ユリマグアスで次の目的地「タラポト」行きの乗り合いバスを探していると、
ラグーナス村で、ツアー会社めぐりをしていた時に知り合ったツアー会社のおじちゃんに再開しました。
どこにいくのか聞かれて、「タラポトに行きたい」と言うと「シーシーシーシー!」(OK!OK!OK!OK!)と言って、3輪バイクをつかまえてタラポト行きの乗り合いバス乗り場まで連れて行ってくれて、バスの運転手さんを探してくれて、私の20キロ以上あるバッグを乗り合いバスに積み込んでくれました。そして、再び3輪バイクに乗って帰っていきました。
このおじちゃんのツアー会社でのジャングルツアーは値段が高かったので、ツアーのお願いはしなかったのですが、ずいぶん親切にしてくれました。


ペルーでは、こんな乗り合いバスに荷物を乗せる時も、たいてい近くにいる人が荷物の上げ下ろしをしてくれます。
そして、次の目的地を聞いてくれて、次の乗り合いバスまで運んでくれて、また荷物を積み上げてくれます。

20キロ以上もある重たい荷物を持っていても、ペルーではほとんど重たい思いをせずに旅をすることができました。もちろんチップ目当ての人も中にはいますが、ほとんどの場合、ペルーではごく自然にさわやかに女性に優しく親切にしてくれます。

「ペルーをひとり旅」というと日本にいる友達は「すごいね」と言ってくれますが、すごいのはこの国のお国柄だと思います。もちろんだまされたり、ぼったくられたりも多いけど、それ以上に親切にされることの方がとても多い!
極論、言葉が分からなくても、目的地を口に出して言っていれば、行き方を教えてくれて、ホイホイ連れていってくれて、荷物も運んでくれると思います。私が言葉もろくにわからない見知らぬ土地で旅が続けられているのは、親切なペルー人の方々のおかげだな~とつくづく思うのです。


乗り合いバスの停留所には、いろいろな食べ物が売っています。アイスはなんと17円!


バスに乗っているとおすそわけをいただくことも。マンゴーをいただきました。


ユリマグアス→タラポト→モヨバンバ と乗りついで、8時間近くかかった。

ハンモック船で知り合ったペルー人のオススメの町「モヨバンバ」。

さっそく、教えてもらったおすすめのホテルを探す。

ここでも、4人組の女の子たちが、ホテル探しと荷物持ちを一緒にしてくれた。

ダンスグループを組んでいて今はダンスの練習の帰り、というその女の子たち。
いろいろ聞かれても言葉が通じなくて「???」という場面もたくさんあったけど、
アジア人がめずらしいのかめげずにいろいろ話しかけてきてくれる。

荷物がそのまま持ち去られてしまうのでは?なんて心配もしたけど、そんな心配は全く無用な雰囲気。
とにかく、長時間の乗り合いバスでの移動に疲れていたので、女の子たちにはとっても感謝だった。

夜には、「ディスコに行こう!」とホテルまで誘いに来てくれた女の子たち。
シャワーを浴びたばかりだったので、ディスコにはいかなかったけど、そんな無邪気な誘いをしてくれるのも嬉しかった。

なんだかカラフルな色使いがかわいらしい町。


小さいこの町の周りは山に囲まれている。


久しぶりのごちそうです。美味しくて胃に沁みました。無事、ジャングルからの生還に乾杯しました。

mayumi

2件のコメント

reirei

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言葉も通じないのに、たくさんの親切に助けられ旅が
出来たんだね。
ペルーの方々に本当に感謝ですね
久しぶりに美味しそうな食事だね
早朝のユリマグアス・・絵画のようです。

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まゆみ

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旅で一番過酷だった所がここまででおしまい
食事、シャワー、トイレ、寝床、どれも普通にある生活が当たり前だったけど、ジャングルに行って、そんな普通の生活が送れることが幸せと思えるようになりました。
過酷だったけどどれもこれも思い出深い日々だったよ

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