2010年6月19日(土曜日) 世界一周300日目 エクアドル9日目
今回私の参加したクルーズ船グアンタナメラ号は、ちょっと遠くにある鳥の楽園と言われるヘノベサ島に行けるのです!
一番楽しみにしていたヘノベサ島へ上陸。
写真に映っているレンズのゴミみたいなもの・・・。
コレぜんぶ鳥なんです!
そして、足元を見れば・・・
ここにも、あそこにも、あっちにも!鳥・鳥・鳥の鳥の島!
鳥口密度、高い!
鳥の天敵になるような動物がこの島にはいないので、皆のんびり生活しています。
こんなに近付いても逃げる様子なし。
逃げるどころかむこうから近付いてきたりします。
天敵のいない環境での進化の過程で「危機管理能力」という言葉がDNAから抜けてしまったようです。
こちらアカアシカツオドリ。赤い足をバッチリ見せつけてます。よく見ると、水かき+かぎ爪の水陸両用仕様です。
真っ青なお顔にピンクのチークが愛らしい。
青い足のアオアシカツオドリも見ることができました。
このアオアシカツオドリは自慢の青い足を左右交互に高くあげて求愛のダンスをするんだとか
「1!2!」
「3!4!」
この求愛ダンスはいたるところで見ることができました。
こちらも「1!2!」
「3!4!」
こちらは毛づくろいに夢中で見てもらえず・・・。
鳥の世界も人間の世界も同じ様です。
こちらはグンカンドリ。
グンカンドリはこの喉元の赤い袋をふくらませて求愛のサインを出します。
赤い袋がパンパンにふくらんだ姿が見たかったので、しぼんだ姿を見て一同落胆・・・。
「発情しろ~!発情しろ~!!」と無茶な祈りをささげてみるが意味なし。
「まだまだたくさんいるから」とガイドさんになだめられながら、先へ進む。
先へ進むと、そこにはグンカンドリの繁殖地が!
すっごーいい!!ッパンッパンにふくらんでます!
グンカンドリ的にはフェロモンムンムンなはず・・・。
ハーレム形成。
いつか自分のくちばしの先でひっかけてしまうのではないかと心配になります。
断崖絶壁の島の上に鳥の楽園が広がっているヘノベサ島。ここまで遠い道のりだったけど来れてよかった!
翌日ノースセイモア島に寄って、3泊4日のガラパゴスツアー終了です。
人間がなかなかいけないような遠い島は固有種も多いし、人間を知らないから怖がることもなく、近くで動物たちを見ることができてとても楽しかったです。普段、人間の姿を見れば逃げるのが当たり前の動物たちが逃げないってなんだか不思議な気持ちになります。今は世界中、人間が我が物顔で生活していますが、ガラパゴスでは動物たちの世界をちょっとのぞかせてもらっている。という気持ちになりました。
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