イギリスで最も美しい村バイブリーへ


2009年9月3日(木曜日) 曇り     世界一周11日目 イギリス11日目


8時30分朝食。

朝食はお父さんお手製イングリッシュブレックファースト。

イギリスに来て初めて食べます。


今日はナイフとフォークで落ち着いて食べている様子↑

部屋の洗面所に力士湯呑を発見。

数年前に日本に遊びに来たことがあるとのこと。
他にも、日本語で書かれたシャンプーが置いてあったり、
風呂敷をテーブルクロスにしていたりと、ちょっぴり日本びいきのお父さんでした。

今日はコッツウォルズ地方をドライブしながらまわっていきます。
まずはイギリスで一番美しい景色と言われたバイブリーへ。

地球の歩き方にも地図がのっていましたが、
とっても小さい村です。


今日も木のトンネルを抜けて飛ばしていきます。


車道に馬が!右折か!?


天気もよくなってきたところでもうすぐバイブリーへ到着。

とうちゃ~く!


こんなに天気が良くなっていました。

画家、詩人、インテリア・デザイナーであるウィリアム・モリスがイギリスで一番美しい村と言ったというバイブリー

本当にどこをどう写真を撮っても絵になる風景


猫夢中で写真を撮りまくりです。

太陽の光でカモがキラキラしています。


心なしかだんな様もキラキラして見えます。


こんな絵本のような風景の中で生活している人も。


澄み切った川では毎年マスの放流もしているそうです。

少し離れたところに教会もありました。


様々の種類のバラに囲まれた小さい教会。ここもまた絵本の続きのようです。

さらに車でコッツウォルズ地方を北に進んでいきます。

「END」の標識の先が気になるこの脇道。

進んでいくと


牧草と青空の広がる景色が待っていました。

遠くには羊達の群れも

ここコッツウォルズ地方はかつて羊毛産業で栄えた時代があったそう。

近づいてみます。


鳴きまねをしてみます。


一斉にこっちを振り返って見ています。大成功です。

羊ともコンタクトがとれて満足した所でさらに進んでいきます。

次なる目的地はボートン・オン・ザ・ウォーター。

その名の通り河を中心にして美しい町並みを見ることができます。


家のまわりに張ったツタにはブドウがなっていました。


街のいたるところにお花が飾ってあります。

スーパーで買ったサンドイッチを持って川岸でランチです。

このボートン・オン・ザ・ウォーターには、
街全体を9分の1のサイズで緻密に再現したモデルヴィレッジがあるらしい。
さっそく行ってみる。

中に入ると・・・

ガリバーになったみたい!


小人目線で動画をとるのに猫夢中です。


ちゃんと本物と同じようにコッツウォルズストーンを使っているそう。


写真で見ると、一見、本物なのか、模型なのかわからないほどの緻密さ。


さっきお昼のサンドイッチを買ったスーパーも発見しました。


教会のドアからは賛美歌が聞こえるこだわりよう。
なぜかドクロマークなのが気になります


猫も怪獣サイズです。


ちゃ~んとこのモデルヴィレッジも再現されていました。
さらにモデルヴィレッジの中にさらにモデルヴィレッジのモデルヴィレッジが。
これを作った人はどれだけ物好きなんでしょう。

もうそろそろボートンオンザウォーターの街をでて次の街あたりで宿探しでも
と車を出発させようとするが、車の「ドアオープン」のアラームが鳴ってしまう。
半ドアかと思いいろいろ試すがアラームの点滅は消えない。車の後ろの部分のバックドア(リアドア?)が開かない状態。車のキーもかからなくなる始末。
こんなんじゃ宿にも泊まれない。
困りに困り、最初にレンタカー屋さんに渡された紙を見て店舗一覧の中から
一番近場にあるレンタカー屋に行くことにする。
その用紙によるとウォーリックという町が一番近場だ。
50キロくらいの距離だが、もう16時近いし、小さい店舗なら17時に閉まってしまう可能性だってある。しかもウォーリックのどこにあるのかもわからないし、地図もない。
でもとりあえず、行ってみることする。

飛ばしに飛ばしてウォーリックの町に入った。
町の中心地に行くが、やみくもに探すわけにもいかず、
誰かに聞きたいが、誰に聞いていいのやら。

そんなとき賢介が紙とペンを持って「ちょっと聞いてくる」
と車を飛び出していった。

どうやらタクシーのおじさんに聞きにいったらしい。

賢介ヒアリング力だってそんなにないはずなのに
こういう時の人間は実力以上の力で聞き取れるのか
なんとか聞いて書いてもらった地図を頼りにレンタカー屋を探す。

16時55分、車を飛ばしてやっとみつけたレンタカー屋さん!

出てきてくれたガタイのいいレンタカー屋さんは一通りドアをバンバンと閉めて、いろいろ試してあっけないくらいすぐに解決してくれた。
結局、車の後部のバックドアのガラス窓部分が半ドアになってるからキーがかからなかったらしい。そんな所開くのか!?ってところが半ドアになってたみたい。

とにかくこれで安心して宿探しができる。よかった~。
来る予定のなかったまさかのウォーリック。せっかく来たのでウォーリック城をチラ見。

宿探しはもうちょっと大きな町、ストラトフォード・アポン・エイボ