おフランスおパリへ

2009年9月22日(火曜日) 世界一周30日目 フランス1日目

今日はついにアイルランドを立ち、フランス・パリへ向かう。
外は雨。おまけに風も強い。初めてコロコロ仕様からリュック型へ変えてみる。

重すぎて猫背。

アイルランド、シャノン空港からフランス、ボーベー空港まではライアンエアーで一人13000円程。安かったので昨日急遽予約したが、よくよく考えるとエアポート行きのバスの時間はギリギリ。
10:20分発の飛行機なのにバスが空港に着くのは9:30の予定。
バゲージ預け時間の9:40にはなんとか間に合うかな~なんて思っていたけど、全然甘かった。。。

8:00 エニス乗換えの空港行きのバスに乗る。二人で31ユーロ。
乗り換え地点のエニスについたときにはもうすでに9:25分!間に合うはずがないが、とりあえずタクシーに乗って空港へ飛ばしてもらう。
9:50分に空港到着。もうバゲージ預け時間はとっくに過ぎてるし、出国手続きもしないといけないがどこですればよいかわからず、とりあえずバゲージは料金がかかるが持ち込みできそうなのでそのまま搭乗手続き口へ向かう。

持ち込み手荷物は大きさも重さも規定されており、個数は一個まで。格安航空会社だけあってかなり厳しいらしい。コロコロバックに貴重品のバッグの二つを持ってる私たちは、もちろんすべての項目でアウトなのだが、搭乗手続き口でなんとかコロコロバックに手荷物の小さいカバンをくくりつけて一個に見せようと涙ぐましい努力。しかしすぐに発見され注意を受ける。やっぱりだめか・・・昨日プリントアウトした搭乗手続きの予約表を見せ、パスポートを見せ・・・出国手続きのスタンプがないことを指摘され・・・やっぱりこんなんじゃ搭乗させてくれないか・・・とドキドキしていたのだが、一通り注意を受けたあと、もう時間がないらしくキセキ的に搭乗させてくれることになった。

ライアンエアーさんありがとう・・・

搭乗中ずっと、出国審査を受けていない私たちは果たしてパリまで行ってちゃんと入国させてもらえるのだろうか・・・と心配で無言。余裕のない計画を立てたことを激しく後悔したのでした。

一時間程で陸地が見えてきた・・・フランスだ!
着陸時、なぜか「パパパパ~ンパパ~ン!」とフィナーレの音楽が!と共に乗客から拍手がわきあがった。
???格安航空会社のライアンエアー、無事着陸がそんなにめでたいことなのか?

無事フライトを終え、ドキドキの入国審査へ。入国審査の係員はパスポートをパラパラ見るとバンッ!とスタンプを押して何事もなく通してくれた!
ゲートを出たとたん二人で小さくガッツポーズ!もちろん心の中では大きくガッツポーズ!

フランス入国!そしてここはボーベー空港!一体どこだ!?
格安航空会社は料金が安い代わりに中心地から離れた空港を使用している場合が多い。バスに1時間半ほど乗ってパリ郊外へ向かう。(二人で26ユーロ)

パリのバスターミナルに到着!しかし、地図もなければ、ガイドブックもない、ここがどこかもわからない。賢介が地下鉄に行って地図をもらってきてくれた。

昨日急遽パリ行きが決まったので、パリについての知識もあまりない。とりあえず、ルーブル美術館の近くに行けば何かあるんじゃないかという安直な考えで、地下鉄で向かおうとするが、今度は切符の買い方がわからない。窓口でなんとか切符を買って、地下鉄に乗る。


ルーブル美術館近くの駅に到着。日本人がたくさんいる!アイルランドではほとんど見かけなかった日本人がたくさん!ちょっと嬉しい。そして、アイルランドであんなに寒くて凍えていた日々が嘘みたいに暖かい。そして車も多いので排気ガスの多い。アイルランドの澄んでいた空気が懐かしい。パリの街はオープンテラスでカフェを楽しむ人でいっぱい。

やっと見つけたパン屋さんで、パンを買って食べる。

ホテルを探しに歩きまわるがどこも130ユーロクラスで撃沈。

パリオペラ座近くにブックオフがあることを聞いていたので探しに行く。このあたりは日本人街があるらしい。
「いらっしゃいませ~」と普通に日本人が働いている。お客さんも日本人。なんだか変な感じだ。

イギリスの地球の歩き方を1ユーロで売って、パリの地球の歩き方を2ユーロで買う。お買い物上手。

オペラ座近くのスタバで荷物番をしている間に賢介が何件がホテルをあたってくれたがやはり中心地、お高くて撃沈。パリの中心地はさすがに宿代が高いので、パリの郊外へ場所を移して宿探しをすることに・・・
スタバにいた日本人に教えてもらった、モンマントル地区というちょっと中心地から離れた場所へ移動。

ABBESSES駅へ。

意外に宿は満室が多く、危うくホテル難民になりそうだったが、さすがだんなさま、10件以上一人でかけまわってあたって探してきてくれました。


一泊60ユーロ(≒8400円)これでもこのあたりでは安いクラス。さすがおパリ。

宿が決まったのでやっと食事へ。近くのこじんまりしたレストランへ。

前菜のオニオングラタンスープが最高においしかった!


ポークステーキマスタードソースがけ
今までUK・アイルランドと素材の味のみで勝負系の料理が多かった土地を旅してきた私たちにとって、ひと手間かけたソースがかかっているお料理は本当の久し振りで大絶賛しながら夢中で食べました。


デザートのキャラメルプディング付き。スプーンがつきささってでてきた。

宿泊 60ユーロ