いざ!参戦!!

2010年2月13日(土曜日) 世界一周174日目 ブラジル4日目

リオのカーニバルに参戦のため、衣裳をオフィスへ取りに。

もうすでに町はカーニバル気分!電車の中でもドンチャン騒ぎ。女装率高し。

ケンタッキーのおねえちゃんも「カーニバルなのにバイト入れられちゃったわよ!」と言いながらも(言ってないけど)気持ちカーニバル仕様に。

指定時間の10時にオフィスに衣裳を取りにいくとまだ準備ができていないとのこと。ホテルまで届けてくれるというので、ホテルに戻って待機。

17時までには届くと言っていたが届かず。

18時頃に電話あり。あと一時間で届けてくれるとのこと。

20時頃。ホテルのフロントから電話あり。衣裳が届いたとのこと。


ゴミ袋大サイズに入ってやっと届いたと。


こんなんでました。


左の見本のお兄さんの衣裳に比べると、足元のワラのようなものとか全身タイツとか・・・衣裳のパーツがちょっと足りない・・・。適当大国ブラジルだもん。見本とは違うんかな~。とか現地でタイツでも配られるのかな~。とか軽い気持ちで考えてた。

見本のお兄さんのようにテンションを上げてはみたものの、やっぱり何かが足りない。


パーツもたくさん取れちゃってるし・・・。

時間ももう遅かったので、まあ現地でスタッフの人に相談でもしようと思いそのままの衣裳を持って会場へ向かう。

カーニバルは21時から明け方6時くらいまでかけて夜通し行われる。たぶん昼間は暑すぎるのだと思う。それにしても夜通しカーニバルを4日にわたって行うなんて日本では考えられない事だ!!
私たちの参加させてもらえるサンバチームは夜中の3時頃出場の予定。
12時には会場に集合とのこと。

タクシーで集合場所の会場の裏手に到着。会場裏手はカーニバルに参加する人々でごったがえし!カーニバルはなんと1チーム2000人から4000人!!それが一日6チームも出場するのだから大変な規模だ!
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なんとか自分たちの参加するチームまでたどりつく。
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自分たちと同じ衣裳の団体を発見。
やっぱり全身タイツが届いてない・・・。
係の人に届いた衣裳が足りなかったと説明する。すぐにスタッフの人は「Wait!!」と言ってどうにかしてくれるのか、どこかへ消えていった。

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まわりを見渡すと巨大な山車がたくさん!!
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とりあえず記念撮影。

しかし待てど暮らせどスタッフの人は戻ってこない。他のスタッフの人にも相談すると「Wait!!Wait!!」と言ってどこかへ消えていく。他のスタッフも戻ってこない。また別のスタッフに話して今度は放置されないようについていく。

ついてスタッフの様子を見ていると、屋台のおねえちゃんに話かけたり、コーラ買って飲んだり、踊り子のおねーちゃんとおしゃべりしたり・・・。

全くちゃんと対応してくれているような気配はない・・・。

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最終的に何事もなかったように世間話を始めるスタッフ!!おいおいおい!!歩いていたら忘れてしまったのか?ブラジル人!君は3歩歩いたらすれるニワトリか?
そこで、また「衣裳がない!!」と言うと、今度は別のスタッフの人についていくように言われ、またはじめから説明し、また歩きまわされ、また違うスタッフの人についてくるように言われ、説明し・・・ってほんとにこれぞまさにたらいまわし!!そうとうたらいまわされ体力的にも精神的にも疲れ果てて、もうこの格好で出場していいか聞くと、「OK!OK!」とか適当なことを言ってる。

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もう短パンキャミで衣裳をかぶり、「こんな格好で出ちゃうよ!!」とスタッフにアピールする。海外では意思表示が大切。

そうこうしている間にもう夜中の3時。かれこれ3時間以上もたらいまわされていたのでヘトヘトです。

出場の時間になったので、同じ衣裳の人たちにまぎれて列について、カーニバル会場の入り口ゲートへ。
ゲートの中まではなんとかまぎれて入りました。人数が多いし、衣裳の種類も多いのでタイツを着ていなくても目立ちません。

さあこれから!!って時に今までのスタッフよりもお偉そうなスタッフがやってきた!!
私たちの格好を見るなりいきなり怒り出した!!
もう3時間も前から言ってるのに!!なにをいまさら怒られなきゃいきないの!!と私も逆ギレ!!

「こっちについてこい!!」と言われ途中までついていくが、ゲートから出されそうになったので、怒ってるスタッフをまいて、再びこっそりパレードの列に戻る。

再び見つかり、また偉そうなスタッフが大声で怒ってる。「明日お金を返すからうちのサンバスクールに来い!」とか言ってるけど絶対信用できない!!と思って嫌だ!!と言い張る。こんなにたらいまわされたあげくに怒られて帰ってしまいにはお金まで返ってこなかったらとんでもない!!と思って、帰らない!!と意思表示。逆切れして絶対帰らないと言っている真由美に賢介ひいている。

しまいにはガタイのイイ黒人の警備員までやってきて、最終的にはつまみだされた形でパレード会場のバリケードから追い出され終了。

心にぽっかり穴があいてしまったまま帰宅。


帰ってテレビをつけると私たちの参加する予定だったチームがちょうどパレード中・・・。ホントだったら今頃ここでカーニバルに参加してる予定だったのに・・・。


チーン。