さよならウユニ塩湖

2010年 3月4日 (木曜日) 世界一周193日目 ボリビア12日目

ウユニ塩湖の朝日。

寝坊したのでだいぶ出てきちゃってますが・・・。水鏡に映ってダブル朝日です。


霞みがかっていて水平線が青のグラデーションで覆われて永遠に歩いていけそう。雲が全くないので、なかなか「空中散歩」の雰囲気はでません。曇っててもダメ。雲が全く無くても雰囲気でない。どんどんワガママになっちゃいます。

3月後半のこの時期、大学の卒業旅行でという学生さんも多かったです。
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若者に混じって飛んでみたり、


コップに入ってみたり、

一緒に楽しませてもらいました。

プロの写真家さんもいらしていて、なんと水道のないこの塩のホテル「playa blanca」に5泊もするんだと意気込んでいました!!塩で全身ガビガビになる上にシャワーもないような所に5泊です。やはりお仕事で来ている方は気合が違います。


贅沢なもんで一通り写真を撮ると、ウユニ塩湖にも飽きたのか皆で「大富豪」大会です。わざわざそんなもん、地球の裏側でやるのんじゃない!と思うかもしれませんが、これがけっこう楽しくて盛り上がったりします。ちなみにこの塩のホテルおもしろいくらいに日本人しか泊まっていません。外人には全くもって人気がありません。なぜでしょう・・・。

最近の「大富豪」。ローカルルールも多いと思いますが、私たちの頃よりずっとずっと進化していました。

「激シバ」 「方シバ」 「八切り」 「イレブンバック」などなど・・・みなさんいくつ知ってますか?カードによって出し方によっていろいろな役割があるので、全くチンプンカンプン。だんなに任せて、私は写真家さんと、応援にまわりました。応援というか見てるだけ。。。

見るに徹していたはずの写真家さん、大富豪が終わって普通の会話の中で、「俗に言う激シバだよね」とさっそく活用していました。さすがです。


そんな写真家さんと。
世界のあらゆる絶景に足を運び、そこでよい「絵」がとれるまで粘りに粘るので数々の武勇伝をお持ちでした。いろいろその土地の深イイ話を聞かせて頂きました。

2回目の1泊2日ツアーもおしまい。ウユニ塩湖は太陽と雨と風と雲と・・・様々な自然の要因で、日々全く違った表情に変化し、足を運んだ数だけその以外な表情に魅了されます。さらにもっともっと滞在すれば違った表情が見れるのでは・・・と欲がでてきてしまいます。


靴もいい感じに塩漬けに。

今日はその足でウユニの町から夜行電車でオル―ロを経てラパスへ戻ります。

ホームには夜行電車を待つ人々でいっぱい。

数時間おくれで電車が到着。バスよりも振動が少なく座席もゆったり朝まで過ごせました。

電車が停車すると、どこからともなく地元の人がやってきて、サンドイッチやら、チーズやら、売りに来ます。

オル―ロの駅に到着。そこからさらにバスでラパスへ。

久しぶりのラパスの町。ウユニの町は水も満足に出なかったので、ラパスの町を見た時はとってもホッとしました。
行くのも帰るのも滞在するのも大変だったウユニ塩湖でしたが、大変だっただけに、なんがかあの景色は夢だったのでは・・・というような気持ちにさせる場所でした。