2010年4月2日(金曜日) 世界一周222日目 ペルー18日目
昨晩は1時過ぎに寝たのでもちろん起きれるはずもなく・・・。
5時半にマチュピチュ遺跡のチケットを買いに賢介が外に出た時は朝モヤがいい感じにまわりの山々を囲んでいた(らしい。)
私の準備が遅かったので(女子なので)外に出たときはこんなに晴れ晴れ。朝モヤなんてどこへやら。
朝モヤの中マチュピチュ遺跡が見れたらどんなに素敵だったろう・・・とちょっぴり残念。
マチュピチュ遺跡の入場チケットは遺跡の入り口では買えないらしい。マチュピチュ村、またはクスコでの購入が必要!
しかもマチュピチュ村からマチュピチュ遺跡までのバスは、ドル払いしかできない!
こんなに世界的に有名な観光地なのに、たくさん決まりごとがあって落とし穴があるので注意が必要です。
マチュピチュ遺跡のチケット63ソレス(≒2205円学割で半額に)とバスのチケット7ドル(630円)を購入し、バスでハイラムビンガムロードというつづら折りの山道を一気に登っていく。
標高差400メートルの斜面を一気にのぼりつめていく。歩くの2時間かかるこの道もバスだと30分ほど。
マチュピチュ遺跡の入り口に到着。観光客で賑わってはいるが、時間的に遅かったのと復旧から2日目ということもあり、そんなに混みあってはいなかった。
さっそくマチュピチュ遺跡の地図を見ながら、よく写真で見かけるような景色が見られるというビューポイントへ向かうため、緑に囲まれたさらに急な坂を上っていく。マチュピチュ遺跡の標高は2400m。クスコよりも1400mも標高が低いので、トレッキングのように山道を歩いていてもそんなに苦しくもならない。ずっと高地で生活していたのでこんなに山道をガンガン歩けるのは久しぶりだった。
急に山道は目の前が開け・・・・
不意をつかれていきなり目に飛び込んできたのは、絵ハガキの世界そのもの。
あまりに美しすぎて、大きな風景画を見ているようだった。
朝霧が少しだけ残っていて、うっすらと遺跡の周囲を覆い神秘的な雰囲気を醸し出していた。そして、刻々と表情が変化するので何枚写真を撮っても飽き足らない。
ずっとずっと、霧の行方をみていたかったが、マチュピチュ遺跡の背後に見えるワイナピチュ山へ登るため、遺跡のほうへ歩いて行く。
奥に見えるあの山、ワイナピチュへ登ります。
途中石切り場がありました。クイを数か所打ちこんで石を割る方法。チチカカ湖のタキ―レ島で見た石切り方法と同じ方法です。
ワイナピチュに向かう間も神秘的な遺跡に目移りしてついつい寄り道してしまいそうになりますが、ワイナピチュへの登山は一日400人までと制限があるのでどうしても急ぎ足になります。
マチュピチュ遺跡内にはたくさんのリャマが放し飼いにされています。草を夢中で食み続けるリャマたち。マチュピチュ遺跡が草だらけにならずに美しい姿を保っていられるのも彼らの草刈りのおかげ。
ワイナピチュの入り口に到着。ここで名前を記帳(もしもの時のために!?)して、ワイナピチュ登山の開始です。ふもとに立ち、あんな鋭角の山登れるのかな??とかなり心配でしたが、いままで標高3800m級の町々で体を慣らしてきたかいあって、標高2000m級の場所では幾分体が軽く感じます。
急こう配な山道をガシガシ登っていきます。久しぶりのトレッキングに汗だく・・・。
あっという間にこんな景色。
マチュピチュ遺跡はとんがり山と急な流れの川に囲まれており、なかなか人がたどりつけそうもないところにある。発見が1900年代に入ってから・・・というのも頷けます。
段々畑をよじ登り・・・
インカの人々も踏みしめたであろう石の階段を上り・・・
こんなとこから落ちても誰も気がつかないだろうな~というような階段を上り
途中体格のよさそうな外人さんは通れなそうな洞窟を通り・・・
だいぶ登ると、今朝バスで一気に登ったつづら折りのハイラムビンガムロードが見えてきました。
そしてワイナピチュ登頂!
眼下には尾根に沿って作られたマチュピチュ遺跡の全貌が確認できます。
あまりの精巧なつくりと美しさにミニチュア模型を見ているよう・・・。マチュピチュ遺跡は山の下からはその存在がわからないように作られているのだという。山の形に沿って段々畑が作られ、遺跡の一番高い部分は山の頂上を形造っているよう。まるで山の一部であるかのように遺跡は作られていました。
そして、ガイドブックには「
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