ジャングルの食事は自給自足で。

2010年5月31日(月曜日) 世界一周299日目 ペルー77日目

朝6時に夜が明け始めると、一斉に鳥がさえずりはじめました。

ガイドのウエリコさんは、夜明け前から食料調達に川へ釣りに出ていました。
ツアーのために持ってきた食料はトマトや玉ねぎなどの野菜を少しと卵。そして、お米やパスタ。あとの食料はその日その日でその都度調達する様です。


大漁!大漁!!ピラニアが巨大すぎる!!
朝はお腹をすかせたピラニアたちがウヨウヨ。餌への食いつきもいいそうです。

朝から川魚をフライにしてくれました。

生臭さは意外になくて、淡泊な味の白身です。塩加減が絶妙でおいしい。


ペロリでした。

本日もカヌーで、ひたすら川を下っていきます。

ジャングルの管理所のおじちゃんたちがお見送りにきてくれました。

ここの管理所の人は月の20日はここのジャングルの管理をして働いて、残りの10日は家に帰ってお休みなんだとか。そして、ここにいる間は毎日、魚を釣って食べて、川のお風呂に入って生活しているのだとか。まさにジャングルの男たち!

こんなジャングルでそんな生活をしている人がいることに驚きでした。

ウエリコさんがカヌーを漕ぎ、私がカヌーの水のかき出しをして・・・。カヌーを進めていきます。

ウエリコさんは、カヌーを漕ぎながらもいろいろな動物を探してくれました。さすがベテランガイドさん!

イグアナ。

少しなら泳げます。

キツツキです。
シルエットがまさにキツツキ。

あ、つついたっ!

ちょっと見えにくいけどナマケモノの子供。
のっそりのっそり、ごはんを食べてました。

巨大クモ。
クモの巣にはクモの糸でグルグル巻きにした食べ物のストックがいっぱい!

蚊も巨大です。
つまめるくらい大きい。

カヌーを漕ぎながら、ウエリコさんが動物を指さしで教えてくれるのですが、スペイン語で動物の名前を言われてもよくわからず、一体指さした方向に何の動物がいるのかもよくわからない・・・。
鳥なのか、動物なのか、どんな動物なのか・・・・目に入ってくるまではわからない。
かなりのミステリーツアーです。
言葉のわかんないモノ同士のジャングルツアー。指さし会話帳の巻末簡易辞書だけが頼りです。

今日も、キッチン完備の掘立小屋でランチの準備。

今日は「トマト玉ねぎごはん」を作ってくれるそうです。

今日も茶色の川の水でお米を洗う(?)ウエリコさん。

鍋の中にチラっと見える茶色のお水が気になりますが、こんな無邪気な笑顔を向けられたら「まあいいか」という気になっちゃう。

今日は落ちていた釣り針で、なんと私用に釣り道具を作ってくれました!

釣り竿はウエリコさんが近くのヤブにいって適当な長さの木を切ってきてくれました。


エサは今朝釣った新鮮な川魚。共食いってやつです。

数分で釣り竿に引っ張られる感触が!さっそく一匹釣れました!!

30分程釣り糸を垂らしている間に3匹もつれました!!


釣りをしている間に「できたよ~!」と満面の笑みのウエリコさん。

トマト玉ねぎゴハン~川魚のお頭付き~です。

そして本日の管理所兼、宿泊地に到着。

今日の宿泊地はトイレはあるけど、シャワーはなし!
「シャワーは川で。」だそうです。
川の水は茶色。中まで見えないし、ピラニアもウヨウヨ。ちょっと怖い。
でもピラニアは血の匂いさえしなければ食いついてはこないとか。
それでもちょっと怖いので、川のお風呂は控えめにしておきました。


本日はベッドもありません・・・。
ライフラインの蚊帳のみセットしてくれました。
今夜は蚊帳一枚隔てて、ウエリコさんと寝ることに・・・。

日が暮れるのと同時に蛙の大合唱がはじまります。
昼間は一匹も蛙なんて見かけなかったのに、
どこにそんなに隠れていたのか不思議になるくらい・・・360度蛙の大合唱に包まれます。


ウエリコさんがどこからか、魚