アレキパでの生活

2010年4月21日(水曜日) 世界一周241日目 ペルー37日目

今日からスペイン語学校へ。
サンドラママがスペイン語学校に電話してくれて、次男のディエゴが一緒に学校まで道案内してくれてスペイン語でペラペラっと事務の人に説明してくれて、あれよあれよという間に学校入学が決まった。
『英語でスペイン語の授業を受ける』というのが通常らしいのですが、たまたま日本語の話せるペルー人の先生がいたのでとってもラッキーでした。
英語もよくわかんないのに、英語ででスペイン語教えてもらうなんて無理無理・・・。

今日から2週間、午前中の2時間スペイン語学校に通います。
2時間の個人授業を受けて一日1500円くらいです。この先まだまだスペイン語圏で一人でやっていくために頑張ります!!初日の今日はアルファベットの読みかたから。英語とはちょっとちがったアルファベットの読み方です。でもスペイン語はこのアルファベットさえマスターすれば基本的にアルファベットの通りに読めば伝わるので、発音は英語より簡単だそうです。

学校のあとはwifiのつながるカフェで宿題やネットしたり・・・。ここのカフェのおばちゃんが日本語に興味があるみたいでよく話しかけてきてくれます。店員がおばちゃんだけの日はこっそりアップルパイをひとつおまけしてくれます^^

お昼はエンパナーダを食べ歩きしながらアレキパの町を散策。白い石でできた建物の多いアレキパは歩いているだけでも気持ちがいい。

「サンドラの家」に帰るとポチさんがお出迎えしてくれます。


チョコンと座ってお行儀よく見えますが、扉をあけるとダッシュで出て行ってしまいます。一度脱走させてしまってから、「コイツの時はイケル」と完全にナメられているので、開閉は慎重に。

学校がお休みの日はサンドラママのお買いものについていったり・・・。

ミニバスでちょっと離れた大きな市場へ。一週間分の買いだしです。

紫色の乾燥とうもろこし。サンドラママがこれにシナモンとかいろいろ煮込んで作ってくれる「チチャモラーダ」という紫色のジュースがとってもおいしい。とってもフルーティなアルコールなしの甘いワインといった感じ。一度飲んだらヤミツキに・・・。

洗面器にいっぱい見るからに辛そうなこの香辛料。でも意外に見た目ほどは辛くない。アヒーという大きな唐辛子からできていて、ペルー料理には欠かせない存在。サンドラママの料理にも必ずと言ってよいほど毎日登場します。日本でいう醤油的存在。

赤・黄色・緑・・・色とりどりのピーマンみたいなトウガラシ。これも毎日食卓に上がります。この辛いとうがらしがペルー料理にとっても良く合う。

アレキパの町は海からそう離れていないので、魚介もたくさん!

帰ってお昼ごはん。しょうがやにんにくやクミンやら・・・いろいろサンドラママ秘伝の味をしみ込ませて・・・

魚のフライです。醤油も使ってくれてかなり日本人好みの味付け。

ゆでたてのとうもろこしはチーズと一緒に食べるのが、イカすペルー人の食べ方なんだとか・・・。

たまの夜はペドロお父さんの大好きなワインで乾杯。家族が多いのであっという間に一本なくなります。みんなお酒大好き。

毎日、学校に行って帰ってきてはサンドラママの料理をする台所のテーブルで宿題したり、ちょこっと手伝ってみたり・・・。ごはんのあとは、サンドラママの大好きなコメディードラマを一緒に見たり・・・はじめの1週間は毎日そんな生活をしていました。
ずっと移動に移動で旅をしていたので、こんなにゆっくりリラックスできたのは久しぶり。荷物の移動もないし、毎日おいしいごはんは食べれるし、なによりもペルーの家庭の日常生活が体験できて楽しい。
スペイン語学校で習った事はすぐに日常生活に応用するのは難しいけれど、「サンドラの家」の日常生活で自然に身についたスペイン語はすぐに使えるスペイン語ばかりで、はじめは全く会話できなかったのが、単語の羅列だけでもなんとなく会話できるようになってきて、家族のみんなにも少しだけ言いたいことが伝わるようになってきてそれがとっても楽しかった。

楽しくて居心地がよくて、はじめ「10日くらい」を予定していたアレキパ滞在もすっかり延びることに。。。