2010年6月3日(木曜日) 世界一周302日目 ペルー80日目
ツアーもラスト2日!!
今日も絶好調のウエリコさん。朝からテンションアゲアゲです。
ジャングルにはめずらしい木の実がいっぱい!
こんな木の実で作られたネックレスやブレスレッドがお土産屋さんにはたくさん並んでいます。
川を上りながらも、ジャングルで動物の鳴き声が聞こえては、カヌーを川岸に止めてジャングルへ。
木をバキバキに折るような音が聞こえると思ったら、イノシシの大群がすぐ近くまで来ていました。
動物の気配を感じると急に野生的な目つきになって動物を追いかけていくウエリコさん。
足音をさせないようにしてジャングルの中をウエリコさんについて行くのがとっても大変。
初日に泊まった宿に4日ぶりに戻ってきました。
ちゃんとシャワーを浴びるのも久しぶりです。(雨水のシャワーだけど)
ここからは短期のジャングルツアーの他のお客さんもいて、久しぶりに観光客に遭遇。
そして、6日目にやっと出発地点の川の上流へ戻ってきました。
6日間も手こぎのカヌーを漕ぎ続けてくれたウエリコさんには感謝感謝です。
こんなまわりにだれもいないジャングルでスペイン語しか通じないおじちゃんと6日間も二人きりで大丈夫なのか心配だったけど、言葉なんてカタコトで単語さえ通じればなんとかなるもんだと思った。
いっつも気にかけてくれて、「マユミ、マユミ!」と声をかけてくれたウエリコさん。
今回の前にツアーに来た日本人が「ミユキ」だったので、いつも間違えて、「マユキ!」と名前を間違えて照れ笑いするウエリコさん。川の水で炊いてくれたごはんも、朝早起きして釣ってくれたピラニアもとってもおいしかった!最高の思い出です。どうもありがとう!
こんな奥地のジャングルまでやってきて、体験したのは日本で生活してたらありえない事だらけだったけど、めちゃくちゃ楽しかった!
そして、このラグーナスのジャングルツアーを教えてくれた旅の先輩夫婦にも感謝。たくさんの人との出会いがまわりまわって今の旅を楽しくしてくれているなと感じました。
6日ぶりにラグーナス村へ。
別世界からやっと現実の世界に戻ってきた感じ・・・・。
ラグーナス村に戻ったらその足で、船着き場へ向かいました。
(一週間ほど連絡とれなくなるよと家族に伝えハンモック船に乗り込んでから、早、10日が経ってしまったので、急いでメールのできるところへ移動しないといけません。)
行きに乗ったハンモック船に乗ってハンモック船の終着地ユリマグアスへ向かいます。
船着き場で一日一回の船の到着時間を聞いても、「4時か5時か6時か7時」くらいに来るとの事。
一体何時に来るのかわかりません。すっかりまちぼうけです。
ひとりでボケッと座っていると、子供たちに囲まれました。
少し話しかけると、すぐに笑顔を見せてくれました。
子供たちと遊んでいるとあっと言う間に時間が過ぎて、やっとハンモック船がやってきました。
船が来ると子供たちも洗面器いっぱいの食べ物や飲み物を持って、ハンモック船に売りに出て行きました。
遊び盛りの子供たちが船が来たとたんにピタっと遊びをやめて売り子に変身する姿に驚きました。
小学生くらいの子供たちも立派な家族の稼ぎ手です。子供でありながらたくましさを感じました。
ハンモック船から見たラグーナスの夕焼け。
ラグーナスの滞在が楽しかっただけに、夕焼けが心に沁みます。
ひとり旅はいつもいつも楽しい訳ではなくて、さびしい時も不安な時もあります。
失敗したら全部自分で後始末をしないといけないし、
でも、自分で決めて、自分で決めた道を進む旅はとっても楽しい。
ちょっと、自分には難しいかな、ハードルが高いかなと思うような旅でも
勇気を出して進んでみると案外そんなに難しいことではなかったり。
自信がつくことが楽しいし、そして、いつもちょっと高いハードルを越えた後は
サプライズがあったりする。
それは、まちぼうけの間に子供たちが遊んでくれたり、夕焼けが今の心境にぴったりだったり、
とっても小さなサプライズだけど、
そんな小さなサプライズに気づけるのも、ひとり旅で自分とむきあって旅をしているからかも。
こんな南米のジャングルの奥地に来ることはもう一生ないことだと思うけど、
この景色やウエリコさんの笑顔は、時々思い出しては楽しむ宝物になりました。
気づけばペルー滞在81日目!ペルーの観光ビザは90日間!
どうにかしてあと9日でペルーを脱出しないといけません!!
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