2009年9月1日(火曜日) 晴れのち曇り 世界一周9日目 イギリス9日目
5時30分起床。今日はチューダーハウスを出る日。今日からレンタカーして一週間ほどかけてイギリスの北の方へ向かう。
ロンドンアップルハウスさんにはすっかりお世話になってしまった。朝から起きてシーツを洗って、残ってる食材は使ってごはんを作って大忙し。9:00 朝食
シーツ交換は3回目なのでもう慣れたもの。
なんとか11:30にはチューダーハウスを出る。荷物がめちゃくちゃ多い。
アクトンタウンからヒースロー空港ターミナル4へ電車で向う。よくわからないままターミナルからレンタカーセンターの無料バスで、レンタカーセンターに向かう。
レンタカーセンターに到着。レンタカーは一応PCで一番安いところを探して予約だけしてある。予定では一週間で180£
「じゃあ借りてくるから!」と予約表の画面を表示したPCを持ってやる気マンマンの賢介。私は荷物番。
途中で、「パスポート持ってきて!」とか「携帯番号なんだっけ!」
「郵便番号なんだっけ!」とかとか、カウンターから大きな声で聞いてくるジャポネ。
待つこと10分、PC抱えて帰ってきた賢介に「お疲れ様!」と声をかけると「いや、まだ終わってない」と
どうやら、保険やら税金やらで300£まであがってしまったらしい。
保険のことやらほかのことでも納得いかないらしく、なんども聞いている様子。
本人笑顔ですが、だいぶ時間たってます。
だんだん列がついてきた。
「I said ~!」と受付の女の人の声がここまで聞こえるが・・・
列についてる外人たちも賢介の背中を見守る。今日はよりによって日本地図のプリントTシャツ。
日本を背中にしょってがんばるだんな様。
20分以上してやっと帰ってきた。
結局、保険やら税金やらでめちゃくちゃ高くなってしまった。
よくわからないけど一応レンタカーできるらしい。もらった紙袋にはとくに鍵が入ってるわけでもない。
どうやらここから勝手に選んで乗って行ってよいそうだ。
車はロックされておらず、キーがささったままの状態。傷のチェックやらもセルフで行うらしい。
そして選んだ車はこちらのプジョーくん。
さっそく荷物を積み込み出発です。
km表示ではなくマイル表示です。
最初の目的地はウインザー城です。
イギリスは日本と同じ、右ハンドルの左車線。いきなり高速を飛ばしていきます。
しばらくすると遠くにウインザー城が見えてきました。まさしく、おとぎ話にでてきそうな立派なお城です。
ウインザー城近くの駐車場にとめて歩いていきます。
今日は天気がいい。
左手に大きく見えてきました。ウインザー城。
エリザベスⅡ世が週末を過ごすことで知られるウインザー城です。
一人15.5£支払い中に入ります。
今日はエリザベス?世が不在のため英国旗です。
ここはお城の中でも一番古いレンガが使用されているとか。
お城の中に入ると、鎧や剣や銃が壁一面に飾られていて、
お城というものが、戦のために存在することを認識させられます。
バッキンガム宮殿とはまた異なった存在感です。
ここも写真撮影は禁止でした。本当に残念。
そしてそして、何時間でもず~っと見てたい!って思うくらい夢中になったのがこちら。
クィーンメアリーのドールハウスです。残念ながら写真はここまで。
中には、20世紀はじめ頃にイギリスの女王クィーンメアリーのために作られた大きなドールハウスがあります。
すべて12分の1の縮尺で統一されており、ダイニングやベッドルーム、バスルーム、キッチン、王の部屋や女王の部屋、メイドの部屋、地下にはワインの貯蔵庫もあり、インテリ アや調度品が細密なミニチュアで表現されています。ワインボトルの中には実際にワインが入っていたり、お皿は実際に本物の職人さんが作ったという凝りよう。電気や水道も実際に使えるそう。
緻密に王族の暮らしがギュッと凝縮して再現されていて、想像をかきたてられます。
ガラス越しにしがみついて、何時間でも見ていられそう。ステキすぎてため息が出ます。
ウインザー城を見ながら今日、朝からこさえたゆかりおにぎりとゆで卵でランチです。
ウインザー城の御衛兵さんはこれぞロンドン的なとんがりぼうしでした。
写真を撮りに近づくとそっぽを向いて見て見ぬふりです。
お仕事中ですから。
そしてさらにすすみます。
次の目的地はソールズベリーのストーンヘンジ。
二階建てバスがよく通るのか、木のトンネルができています。
もしかして!
かなたに見えるはストーンヘンジ!?
軍用施設ばりの金網で包囲されているストーンヘンジ。
つきました!
しかし18:00で閉鎖してしまうそう。
今は17:55分。あと5分しかないので、金網ごしに見ることにする。
金網ごしにハイチーズ!
このあと「ヘタクソ」と一喝されました。
これが金網ごしにとる時の見本だそうです。参考までに。
そして、渾身の一枚。
柵は乗り越えてませんのでご安心を。
このあとバースまで車でさらに飛ばしていきます。
だんだん夕暮れになってきました。
もうそろそろ宿を探さないと。
バースらしき町に入り、宿を探す。イギリスにはB&B(Breackfirst&Bed)という朝食付き宿がけっこうあるらしい。B&Bの看板のある家を一軒見つけたが、今日はもういっぱいらしい。
さらに、町の中に入っていくが、なかなか見つからず。道は細いし、地図のどこだかわからないし、橋を通ればなぜか「60ペンス」と言われお金をとられる。せっかくなので、このあたりにB&Bはないか聞いてみたら、手書き地図つきのB&Bの名刺をくれた。
その名刺の地図を頼りに探すが、なかなか見つからない。
もう7時もまわりそろそろ本格的に暗くなってきて心細くなってくる。
やっぱり知らない土地でレンタカーしてふらふら旅なんて無謀な計画だったんじゃないかとか反省する。
町の人らしき人を発見し、地図を見せて聞いてみる。
どうやら、もっと先に進んで、さらに道が細いので歩いていかないとつかないよ、というような事を言っている。
他のB&Bを知ってるかと聞くと、他のB&Bを説明してくれたがいまいちよくわからない。よくわからないような顔をしていると、私の車のあとについておいで、と車で案内してくれた。
そして案内してくれたB&Bへ到着。本当に助かった~!ありがとう!町の人よ!
窓からのぞくと中でキャンバスに向かって絵を描いている奥様が。
玄関のベルを押すと、すぐに出てきて「素敵な部屋があるわよ!」と部屋を紹介してくれた。値段は朝食付きで一泊65£だという。
部屋は本当に素敵なお部屋で、思い描いていたイギリスのおうちそのもの。
余裕の予算オーバーではありましたがもう他に探す気力もなく、即決。
ここがベッドルーム
暖炉は本当に火がついているように見えるのですが、リモコン式。ちゃんと暖かくなります。
お客さんがくるかどうかもわからないのに生花が飾ってありました。
玄関は小さな画廊のようになっていて絵がたくさん飾ってありました。
さっきまで心細い気持ちだったのに、急にこんなに素敵なお部屋にポンっと身をおかれてかなりとまどいます。
てか、のびきってます。
とりあえず宿が見つかってほんとに良かった~!
明日からは、もうちょっと早めに宿探しに入ろうと反省。
宿泊 ドルフィンホテル 65£
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