2010年3月21日(日曜日) 世界一周210日目 ペルー6日目
標高3800メートルのプーノから標高の低いリマへ。
本来ならプーノからクスコへ行き、そこでマチュピチュ復旧の4月1日を待つのがベストだったけど、もう標高の高いところでは体がもたない!と急遽リマまでやってきました。
宿にあった体重計で久しぶりに体重測定した賢介は出発前から-8㎏!出発前はちょっとオーバーでしたが、それを差し引いてもずいぶんやせてしまいました。ここリマでおいしいものをたくさん食べて回復するぞ!と意気込みます。
リマは大都会!
ボリビアのラパスやプーノの安~い金銭感覚にどっぷりつかって生活していたので、リマの町にきて、チュロスが1本3ソル(105円)と聞いて、3本1ソル(35円)の間違えじゃないかと信じられずに何度も値段を確認し紙にまで書いてもらって、3ソル(105円)は高い!と結局買わなかった私たち。普通の物価に慣れるのにしばらくリハビリが必要なようです。
リマの町歩きをしていると、「ここはヨーロッパ?」というような建物がたくさん見られます!
食べたいものもなんでもそろってます!
期待に胸ふくらませて向かった先は中華街!
繁盛していて期待できそうなお店を発見!
点心が充実していてとってもおいしい!このエビ点心はプリプリのエビがたくさんツルンツルンの皮にくるまれていておいしかった!リマは海沿いの町。魚介が安くて豊富なのもうれしい。久しぶりの本格中華に感動して3回もリピートして行ってしまった!
そしてちょっと高級住宅街に入れば、ここは南青山!?といういうような小洒落たレストランが。
イメージだけど南青山っぽい味がしました。
いちばん通ったのはペンション当山から程近い「日秘文化会館」通称日本人会館。1967年に日本とぺルーの文化交流を目的として建てられたとのことだが、私たちのお目当てはその中にある食堂。日本食がたくさん!しかもお安く食べられます。
月見うどん。200円くらい!おだしの一滴も残さずにいただきます。
ガタイのいい毛むくじゃらのペルー人がお寿司も握ってくれます。
日本人会館には、近くの療養センターのようなところから、お年寄りの方々がお昼ごはんを食べにやってきます。皆、見かけは日本人だけど、名前はローマ字だし、話す言葉もスペイン語、読んでいる新聞もスペイン語です。
100年近く昔に日本から移民船に乗ってペルーにやってきた日本人たちの子孫が今も2世、3世、と世代を重ねてペルー人として生活している姿を垣間見ました。南米に移民して、生活様式が変化していっても、食生活は子供のころからの習慣や好みが残るなんて話を聞いたことがあります。2世3世と世代を重ねても日本のお母さんの味はずっと受け継がれているのだな~と感じました。
リマの町で食べ歩きをしたあとは、ペンション当山のDVDコレクションを見て過ごすという日々を一週間ほど過ごしました。『世界不思議発見ペルー古代文明の謎』から『天空の城ラピュタ』までこれからペルーをまわる人にはとってもHOTなDVDがあれこれ!
『天空の城ラピュタ』は、シータの子供の頃の家の石造りが「剃刀の刃一枚も通さないというインカの石造り」にそっくりだったり、海賊の女船長のおばちゃんドーラだって、ボリビアやペルーのプーノなど高山にいるチョリータおばちゃんに髪型も服装も良く似ていたり、天空の城ラピュタの美しい緑もインカ文化の段々畑の作りによく似ていたり・・・と南米のエッセンスがたっぷり詰め込まれているな~と改めてじっくり見てしまいました。
これからナスカの地上絵にマチュピチュ遺跡とペルーのハイライトが盛りだくさん!とっても楽しみ。でもマチュピチュ遺跡の復旧は4月1日の予定。もうしばらく足止めです。
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