2010年6月15日(火曜日) 世界一周296日目 エクアドル5日目
サンタクルス島に到着した足でそのままイザベラ島へ。
「相当揺れるから覚悟するように」と散々グアヤキルのお寿司屋さんのお客さんに脅されたので、この日のためにグアヤキルで購入した酔い止め薬を飲んで乗船。
こんな小さなモーターボートに20人くらいギュウギュウで乗り込みます。
ボートは揺れるというよりも、波を飛び越えるようにバンバン水面をたたきながらジェットコースターのように進んでいきます。
ちょうど酔い止めも効いてきて、激しい睡魔に襲われながらも全く寝れ状態でもなく、ちょっと寝ても壁に頭を強打しながらのボートでの2時間・・・。
イザベル島にフラフラしながら上陸する。
やっぱり外国製の酔い止めは日本人には効きが良すぎるようで、まだまだ意識もうろうとしている。
酔い止めを半分だけにしておけばよかったと激しく後悔する。
思考能力が低下した状態で、客引きのおじちゃんに連れられた宿が、おんぼろ掘っ立て小屋のようなところだったので、お断りしてコロコロバックを引きながら歩いて町の中心地へ。
タクシーは通らないし、ジャリ道でバッグのキャスターも動かないので、引きずりながらトボトボ歩く。
途中で運よく別の客引きのおじちゃんの運転する車が通りかかり、乗せてもらってやっと宿を確保。
まだフラフラした状態で翌日のツアーを探しにツアー会社めぐり。
ツアー会社のオススメするカルデラツアーとシュノーケリングツアーへ申し込んで、この日は終了。
今日一日で、自力でガラパゴス諸島めぐりをすることがとても大変な事だと思い知らされる。
翌日、早朝からカルデラトレッキングツアーへ。
イザベラ島は諸島内で一番古くて大きな火山島だという。
2005年にも噴火があったばかりで、ゾウガメがヘリコプターで救助されたりもしたそうだ。
その火山のトレッキングツアーに参加。
天気はあいにくの雨模様・・・。小雨が降る中ひたすら歩く。
ガイドさんが霧を指さしながら「いつもはここから火口が良く見えて美しいです」と説明をする。
天気が良ければ10㎞近くもある大きな火口がここから見えるらしい、大きさは世界2位の大きさだという。
どうやらここがメインの火山火口のビューポイントらしい。
せっかく小雨の中2時間も歩いてきたわりにはさりげなくメインイベントが終了してしまった。
何にもみえないけど一応、記念撮影。
再び2時間歩いて帰る。
天気が悪くて不発に終わってしまったカルデラトレッキングツアー。
気を取り直して、午後はイザベラ島の近くの小島へシュノーケリングツアーへ。
船着き場の桟橋にはアシカの親子がお昼寝中。
溶岩でできた小さな島へ。
よく見ると・・・。
ウミイグアナがいっぱい!重なり合うように日向ぼっこ。
頭の部分からたまった海の潮を時々噴出するので白くなっています。
どこもかしこもウミイグアナ。
昔の昔、恐竜の生きていた時代はこんな風景が見れたのかもしれません。
こんな恐竜みたいな顔していますが、海藻を主に食べて生きているんだそうです。
食生活はとってもヘルシー。ベジタリアンなのです。
サボテンを食べるリクイグアナもガラパゴスにはいるそうですが、最近では、水陸両用の「ハイパーイグアナ」という新種のイグアナがいるらしい。
海藻が減って食べ物がないので、ウミイグアナが再び陸に対応できるように進化したという。
リクイグアナにはないするどい爪を持ち、サボテンをよじ登れ、海も潜れるというかなりハイパーなイグアナだという。
ガラパゴスのような島では簡単には移動ができないので、環境に合わせて進化していかないと生き延びることができない。
生き物の進化の過程は神秘的だと感じる。
怖いお顔に似合わず、こんな寄りそう姿も。
海をのぞくと、そこにはサメがウヨウヨ。
ちょうど溶岩の割れ目の部分がサメのたまり場になっているようで、ここをシュノーケリングで通るんだとか!
そうとうウヨウヨしています。
「このサメは人間は食べないのか」と何度も確認しました。
コミュニケーションが完全ではないので・・・要確認です!
人間は食べない事を3回くらい確認して、シュノーケルセットを装備してイザ海の中へ!!
水はまあまあクリア。でも波がけっこう荒くて流されそう。
ガラパゴスだけに、海の中にはカラフルでめずらしいお魚がたくさんいる!!
・・・・・・・・・・・・・のかと期待しましたが、そういうテンションあがるお魚には出会えず、素揚げにして食べたらおいしそうな小魚がたくさん泳いでいました。
そしてサメがウヨウヨ泳ぐサメエリアへ。
サメが海の底の方を優雅に泳いでいる上を、私たちはシュノーケルでのぞきながら泳ぎます。
波がけっこうあるので波にのまれないように、バタ足をすると、サメ様を蹴って刺激してしまいそうなので相当気を使いながらシュノーケルしました。
「人間は食べないよ」と聞いていても、やっぱりサメの姿にはちょっとビビってしまいます。
イザベル島ツアー2本立て終了。
翌日、再びジ
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